おはようございます。
人材育成コンサルタント@名古屋の杉浦です。



あるサラリーマンの悩み。

「いつもいつも会議ばかりでうんざり」


そんなサラリーマンに言いたい。


「それが仕事なんだからちゃんと会議に出なさい。」
「ちゃんと社員として意見をいいなさい」
「会社は自由な意見を求めてるのだから」

サラリーマンはこう反論するでしょう。(心の中で)

「部長がずっと喋ってるし、どうせ部長の意見に
決まるんだから。答えが決まってる会議で
どうして発言する意味があるの?」


そんなサラリーマンに言いたい。


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「組織に起こっている問題のひとつは、
ちゃんと思っていることを言えない空気です。
それが会議を無駄なものにしているのです。
だからあなたが発言しなさい」



あなたがサラリーマンだとしたら、
こんなこと(赤字)言われたらどう思いますか?


僕は嫌です。

理屈ではわかっているけれど、できない。
できない雰囲気があるから困っている。


そうなんです。

理屈では納得できてもそれができないから
困っているんです。
そして、理屈ではわかっていても、
そうしたくないんです。



人は論理では動かない。


と誰もが耳にしたり口にしたりしているでしょうが、
多くの人が、論理で人を動かそうとしている。

「仕事なんだから」

素直な社員、前向きな社員は仕事なんだからと
ちゃんと従うと思います。

ただ、そういう社員は何を言われようと、
前向きに仕事ができるんです。

お金をいただいていることに感謝し、
会社にも恩を感じていて、
そして、仕事を頑張ることが自分の人生にとって
プラスなことなんだ。
そう考えることができる人なんです。


一方で、
「仕事なんだから」と言われて、
それなりにこなすけれど、モチベーションがあがらない。

という人がほとんどだと思うのです。
(その組織や会社があまり好きではない場合)


繰り返しますが、理屈では人はなかなか動かない。



では、何で人は動くのか?


それは感情です。想いです。


○○したい!
○○感を感じたい!


という気持ちがあるから動くんです。


「いつも行列ができてるラーメン屋があるよ。
ってことはおいしいはずだから食べに行きなよ」


行列ができてるラーメン屋には行っとけ!


という理屈でラーメン屋に行くでしょうか?


行く人もいるでしょうね。


食べてみたい!

という感情が起こることによって。


では、それが山奥のラーメン屋だったらどうでしょうか?
3時間かけて行くでしょうか?



「実はそのラーメン屋、半年前に始めたばかり
なんだって。
ラーメン屋のオヤジの奥さんが病気になって、
余命数か月だったらしいんだ。

オヤジが奥さんに食べたいものないか?って聞いた。

てっきり、健康にいいものを言うかと思ったら、

あなたと昔、博多で食べたラーメンを
もう一度食べたいって言ったらしいんだ。

オヤジ、すごく困ったけれど、
そのラーメン屋に事情を話してレシピを教えてもらって
なんとか同じ味を出そうとしたんだって。
奥さんにラーメンを食べさせたくて、
一生懸命作ったんだって。

同じ味に近づいてきたと思って、
奥さんに出したけれど、なんか違うって言われて。

どうしたらいいんだろうって悩み続けて、
でも、博多から材料を仕入れ続けるわけにもいかない。

しょうがないから、その土地(すごい山奥)にあるもので
同じ味が出せないか試行錯誤したんだって。


だんだん、同じ味が出せるようになってきて、
奥さんに食べさせたんだって。

で、どうなったか?

やっぱ、何かが足りないって言われて。


オヤジ落ち込んだらしいよ。

どうしていいかわかんないって。


でね、
ラーメン食べてる奥さんのベッドの横に座って、
考えこんじゃったんだって。

そしたら、奥さんが急に泣き出したの。

どうしたの?

って聞いたら、

あなたがこうして横に居てくれるのが
嬉しいの。
それだけで幸せなの。

私が欲しかったのは、ラーメンの味じゃなくて、
あの時一緒に屋台で座って食べた時の
想い出だったのかな。

うん。
味もあの時と同じ味の気がする。

って。


でね。

そのラーメンをたまたまお見舞いに来てくれた
友達に出したんだって。

そしたらね。
すごくうまいの。


友達が、おいしいからラーメン屋始めたら?
って言ったんだって。

オヤジは全然その気がなかったけれど、
奥さんは、にぎやかなのが好きだからといって、
奥さんに言われて、オヤジはラーメン屋を始めたの。

1年だけやろうって決めたんだって。


でね。
最初は近所の人が時々くるだけ。

でも、少しずつ評判になっていって、



今では、100杯限定なんだけど、
毎日行列ができてるんだって。



でね、俺も行ってみたの。

ラーメンは確かにうまかった。
博多のとんこつラーメンに近い味なんだけど、
なんか懐かしい味がするんだよな・・・

田舎で食べるからそう感じるのかもしれない。


奥さんさ、病気だって言ったじゃん。

でも、めっちゃ元気だった。


なんかね、ラーメンだけじゃなくて、
自然に囲まれて、その土地の自然の食べ物を
食べているうちに、
なんか元気になっていったんだって。

いらっしゃい

って声が女の人だからびっくりしたよ。


毎日ね。
100杯限定なんだけれど、

ほとんどがカップルか夫婦なんだって。

オヤジさんと奥さんの話を聴いて、
みんなラーメン食べに行きたくなるんだって。」



という話を聴いたら、ラーメン食べに行きたく
なりませんか?3時間かけて・・・
 *くさい話ですいません


人って、理屈じゃなくて、

「○○したい!」

っていう気持ちで動くと思うんです。


その方が、モチベーションも高いし、
パフォーマンスもあがります。

うまくいかなくても、
「○○したい!」って気持ちがあれば、

工夫します。



組織の中で、

「○○したい!」っていう気持ちを大切にして、
そんな雰囲気の職場が作れたら、

すごくうまくいくと思っています。
離職率も下がるだろうし、
多くの人が前向きに仕事すると思います。


ある組織で社内ドリプラを行いました。
半年間にわたって、お互いの夢を語り続けてもらい、
それをプレゼンしてもらいました。


夢を語って何になるの?

っていう方がいらっしゃいますが、
皆が夢を語り、お互いの夢やストーリーを
知り始めると、
組織の雰囲気が少しずつ変わり始めます。

その中で、

「もしかしたら、この組織、変わるかもしれない」
「今なら、うまくいくかもしれない」

そういう期待感が生まれる気がしています。

今でも、その組織に定期的に訪問していますが、
ドリプラの効果はまだ続いているようです。
職員が前向きに物事に取り組むようになってきた
そうです。

まだ仮説レベルなのですが、
想いを語りあうと、その効果が持続し続け、
組織全体が前向きなムードに変わるのではないかと
思っております。


震災この人たちには家族も友人もいる1


最近、研修でよく使う写真なんですけど、
この人たち、何してると思います?



なんかね、花を植えているんです。

ふーんって感じですか?


どうして花を植えているんでしょう?

写真が見にくくて申し訳ないですが、
植えている人たちの年齢層はバラバラです。

皆同じTシャツを着ている。


どこかのボランティア団体っぽくも見えますね。



実はこの写真・・・


仙台空港で撮影した写真なんです。

昨年の11月に宮城~岩手の沿岸沿いの被災地を
見に行ってきました。

その時に撮影した写真です。


仙台空港が震災後国内線再開する時に、
空港で働く社員たちが、

それぞれの想いを胸に、
再スタートを誓って、植栽した時の写真なんです。



こういう話を聴いて、心動かされませんでしたか?

もしも心が動いたとしたら、どうして動いたのでしょう?



そこに、ストーリーがあり、想いがあるからです。

このような時、人は心を動かされるのです。
そして、共感が起これば、

自分にできることはないかな?

とか、

応援できるこはないかな?


という気持ちになるのです。
相手を支援・応援したくなるのです。


もっとも高い業績を出しているチームは、
優秀な能力を持った人がたくさんいるからではなく、
相互に支援しあっているから
高い業績を出し続けているのです。
 *これははっきりとデーターがでています。


優秀な人財を集めればなんとかなる。
優秀な人財を集めたい。

経営陣はそうのぞむと思います。

経営陣の立場になれば、当然の考えだと
思います。

ただ、優秀な人財を生かす職場づくりをしてなかったら、
優秀な人財はくさっていくか、やめていきます。


チームに貢献できない一流の外科医は、
オペ成績が悪いのも有名な話です。



シンプルにまとめると、

お互いの想いを知り、共感を起こしましょう。
そして、お互いに助け合いましょう。


という理屈を伝えたいのです。


僕は、そんな活動をしています。




ザ・ドリーム・マネジャー モチベーションが
みるみる上がる「夢」のマネジメント

夢物語に感じる人もいると思いますが、
こういう組織がこれからの時代、
本当の成果を出していくのだろうなと思っています。

難しいマネジメントではなく、
まずは、お互いの想いを語りあることから始めて
みませんか?

予想を超えた効果を感じると思います。

書籍【ドリームマネージャー】は、
「ウォール・ストリート・ジャーナル」ビジネス書
ベストセラーに輝いた本のようです。

理想論に思えるような、このような組織作りを
実は多くの人がのぞんでいるのでは?
と思っています。


日本でもそんな組織作りが普及すればいいのに
と思っていました。
僕も、社内ドリプラや研修などを通じて、
そういった活動をしていきたいと思っていました。

そしたら、
すでにそういった活動をされている方がいました。

Dream Company株式会社

さんです。

年間150回以上の企業研修を行っているそうです。

たった3分で研修の雰囲気が変わるそうです。



いつか社長の樋口さんにお会いしたいと

思っております。


そして、このような活動をされている方が

いることをとても嬉しく思っています。



まずは、職場の身近な人と、

想いを語ってみませんか?


そして、想いを聴き、共感できたら、



「それいいね~、できることから始めない?

一緒にやろうよ!」って


応援しあいませんか?


コツは・・・


まず10分でよいので始める。


次第に慣れてきたら、


ひとり3分でも5分でもよいので、

想いや夢をプレゼンしてもらう。


です。


なんとなく夢を語ると、

照れたりして、本当の想いを語らない可能性が

あるからです。



夢や想いを語り、

ほんの少しでもその想いが実現するよう、

周りが応援・支援する。


そうすることで、夢や想いを語ることが

当たり前の職場に変わっていきます。


そこには、

強烈なモチベーションが生まれます。